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美肌の鍵となる4つの物質ってなに?分かりやすく解説します!

美容皮膚科

美肌の鍵となる4つの物質とは?

皆様、ごきげんよう!
Clean Beauty Clinic 東京麻布、院長の三田亜耶です。
突然ですが、肌を綺麗に保つために必要な物質ってなんだと思いますか?
「もつ鍋を食べるとコラーゲンが豊富だからお肌がプルプルになる!」とかよく聞きますし、「肌にとってはコラーゲンが大事」というイメージは多くの人がもってらっしゃるんじゃないかな、と思います。
また、ドラッグストアなんかで保湿剤を探していると「ヒアルロン酸配合」と書かれた商品もよく目にしますよね。
「コラーゲン」も「ヒアルロン酸」もお肌にとってはとっても大事な物質です。
実はそのほかにも、お肌にとっては欠かせない物質があって、それが「エラスチン」といわれる物質、そして「線維芽細胞」という細胞です。
これら、「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」「線維芽細胞」の4つが美肌の鍵となります。
まず、これら4つの役割から見てゆきましょう。

肌の構造

4つの物質を解説する前に、肌の基本構造を簡単にお話しますね。
下の図をご覧ください。

(新しい皮膚科学第三版(PDF)(https://shimizuderm.com/textbooks/)より引用)

このように、皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層からできています。
私たちが触れることのできる一番外側の層が「表皮」、その下の層が「真皮」、皮膚の最下層が「皮下組織」そして筋肉につながります。

今回はこの「真皮」に着目してゆきます。

 

肌の土台を作る「真皮」

まずは、下の図を見てみましょう。

(新しい皮膚科学第三版(PDF)(https://shimizuderm.com/textbooks/)より引用)

これは「真皮」の構造を図で示したものです。
真皮は、主に、「コラーゲン」と「エラスチン」という二種類の繊維と、その間を満たすゲル状の物質(基質と呼びます)と、種々の細胞で構成されます。

コラーゲン

コラーゲンは、上の図の縞模様の繊維です。とても強い繊維で、引っ張る力に強いという特徴を持ちます。
建物でいうと「」のような存在です。
コラーゲンがあることで、皮膚は外から引っ張ったり押されたりしても、形を崩すことなく保つことができます。
コラーゲンが失われてしまうと、皮膚は薄く、弱くなってしまいます。

エラスチン

エラスチンは、上の図の紫色の繊維です。コラーゲンほど強くありませんが、弾力性に富んでいるため、「ゴム」のように伸び縮みできるという特徴があります。
エラスチンの働きによって、しなやかでハリのある皮膚が保たれます。
エラスチンが少なくなってしまったり、変性してしまうと、たるみやごわつき、しわの原因になります。

基質

コラーゲンやエラスチンといった繊維や種々の細胞の間には、糖や蛋白を含むゲル状の物質が存在していて、これを基質と呼びます。
基質は主に「グリコプロテイン」と「プロテオグリカン」という二種類の成分でできており、そのうちの「プロテオグリカン」にヒアルロン酸が含まれます。
ヒアルロン酸は、皮膚の水分を保つ働きをしており、みずみずしい皮膚の元になります。
ヒアルロン酸が少なくなってしまうと、皮膚はカサカサと乾燥してみずみずしさを失ってしまいます。

種々の細胞

真皮の中には、免疫に関わるマクロファージ、形質細胞といった細胞や、アレルギーに関与する肥満細胞など、様々な細胞が存在します。その中でも、「線維芽細胞」と呼ばれる細胞は、先に挙げた「コラーゲン」や「エラスチン」といった繊維を作ったり、ヒアルロン酸が含まれる「ムコ多糖(プロテオグリカンの一部)」を作ったりする働きをします。

美肌の鍵は?

つまり、肌の土台は、「コラーゲン」と「エラスチン」の二種類の繊維と、「ヒアルロン酸」等の物質からなっているということがわかります。
そして、それらの土台を作るのが「線維芽細胞」というわけです。
そのため、冒頭でお話したように、これら「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」「線維芽細胞」の4つが美肌の鍵となると言えます。
これらの役割を知ることで、今話題の「肌育」がより効果的に行えるようになるのでは、と考えられます!

結論

いかがでしたか?今回の記事のポイントは下にまとめた通りです。

・お肌の土台である真皮は「コラーゲン」「エラスチン」といった繊維と「ヒアルロン酸」等が含まれる基質、「線維芽細胞」等が含まれる細胞からなる
・「コラーゲン」は皮膚を支える柱のようなもので、厚みのある丈夫な皮膚を作る
・「エラスチン」はバネのように伸び縮みすることができ、しなやかでハリのある皮膚を作る
・「ヒアルロン酸」は皮膚のうるおいを保つ
・「線維芽細胞」はコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸等を産生する
・「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」「線維芽細胞」の4つを理解することが美肌の鍵

当院では話題の肌育注射を数多く取り揃えておりますので、それぞれのお悩みに合わせたアプローチが可能です。
もしご興味があれば、診察は初診・再診とも無料ですので、一度ご相談くださいませ。

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この記事の監修

CLEANBEAUTYCLINIC 東京麻布
院長  三田 亜耶

美容歴8年の医師であり、一児の母。
患者様が「なりたい自分でいる」ことを応援したい。
注入も手術も、患者様の魅力を更に引き出せるような「似合わせ」デザインを得意にしている。
気になる施術はまず自分の顔で試してみることも多く、自分の顔は基本実験台。

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