リベルサスとは、痩せるホルモンと呼ばれるGLP-1受容体作動薬の経口薬です。 GLP-1製剤は注射のみしかありませんでしたが、2021年2月に内服薬(リベルサス)が発売されました。これにより、注射の痛みを伴うことなく、GLP-1製剤によるダイエット治療を行うことができるようになりました。 リベルサスを飲むことで食欲が抑えられ、ダイエットの効果が期待できます。 1日1回空腹時(起床後がおすすめ)に服用するだけで効果が得られる手軽さもあり、海外では高度肥満症の治療薬とし、承認を受けているお薬です。リベルサスは、2019年9月にアメリカのFDA(日本の厚生労働省)が承認されております。 リベルサスの効果 空腹感を抑える:消化管への作用として、胃内容物の排出を遅らせる効果があり空腹感を落ち着かせます。 満腹感を感じやすくなる:中枢に働きかけ、摂食抑制作用があり、自然と食事量が減ります。 インスリンの分泌を助ける:血糖値が高くなった時に、インスリンの分泌を助けるように作用し血糖値を下げます。血糖値が高くなった時に作用する為、低血糖を起こしにくいです。
リベルサスは効き方に合わせて3段階(3mg・7mg・14mg )の容量があり、通常の場合は最初の1ヵ月に3mgを継続服用し、2ヵ月目には7mgへ増量します。
3mgでも食欲低下の効果を実感出来た方は3mgを治療容量として継続することがあります。医師が診察した上で、最大14mgまで増量可能です。